日経225オプションでセミリタイアして世界中を旅するまでのブログ

日経225オプションで資産を増やす様子を記録していきます。

【売買記録】−389,937円 (運用資金:2,204,815円)

【売買記録】

2019年09月06日:+39,863円 (運用資金:2,039,863円)( オプション取引

2019年09月13日:+7,743円(運用資金:2,047,606円)(オプション取引

2019年09月24日:+123,584円 (運用資金: 2,171,190円)( 給与余剰金)

2019年10月24日:+423,562円(運用資金:2,594,752円)( 給与余剰金)

2019年11月08日:−389,937円 (運用資金:2,204,815円)(オプション取引

 

 

今月は大負けをした。EUの合意なき離脱にかけて勝負にででプットオプションを大量に買った。しかし結果はEU離脱延期で株価は上昇。米中貿易摩擦も緩和に向かっており、予想が裏目にでてしまった。

 

予想が外れたことよりも、欲を出してしまったことに反省だ。ただ、予想が外れた場合の損失額は想定通りなので良いチャレンジといえば良いチャレンジだった。

 

今回の負けを教訓にして、欲を出して勝負にでるのは今回が最後とする。

【売買記録】+423,562円(運用資金:2,594,752円)

 

 【売買記録】

2019年09月06日:+39,863円 (運用資金:2,039,863円)( オプション取引

2019年09月13日:+7,743円(運用資金:2,047,606円)(オプション取引

2019年09月24日:+123,584円 (運用資金: 2,171,190円)( 給与余剰金)

2019年10月24日:+423,562円(運用資金:2,594,752円)( 給与余剰金)

 

 

今月は賞与があったのと、節約をそれなりに頑張ったため、給与余剰金は423,562円となった。しばらくはオプションで利益をだすよりも節約で資金を増やすほうがはるかに楽そうだ。

 

何も買わない日、いわゆる不買デーを月に10日作るという節約戦略は効果的なようなので、月に何回不買デーを作れたかを記録するのも良さそうだ。

新売買システム開発の大枠決定

久しぶりのブログ投稿。

 

新売買システムを開発するにあたり、いろいろと情報収集をしていた。

 

 

新売買システムの投資対象は、ダウ平均株価にしようと考えている。

 

使う手法は

 

①テクニカル指標

アノマリー

③相場サイクル

経済物理学

 

のようにしようと考えている。

 

①、②は一般的なのと、すでにそれなりの知見があるので戦略として組み込みやすい。

③の相場サイクルは組み込むことができたら大変効果的であると考えるから。

 

そして④の経済物理学はバブルと暴落をある程度予測できると学術的に言われているので、敷居は高いが精度を向上するために有用と判断したからだ。

 

 

下記の流れで作業する。

 

戦略開発→製品化→販売ページ作成→販売開始→SEO対策→戦略の精度向上

 

期限はないので日々の負担にならない範囲でゆっくりと作業を進めていきたい。

アノマリーと相場サイクルを組み込んだ新売買システムの開発スタート

アノマリーをオプション戦略「アルデバラン」に組み込もうとしたがどうもうまくパフォーマンスがあがらない。

 

途中で気づいたが「アルデバラン」は相場が上がるか下がるかを予測するものではなく、相場が安定するか不安定になるかを予測して儲けるスタイルの戦略なので、今回検証したアノマリーとは相性が悪いようだ。

 

しかし、今回の検証作業でアノマリーが十分使えることはわかったので、オプション戦略とは別に、NYダウ先物等を対象にして新売買システムを作ってみようと思う。

 

新売買システムでは

 

アノマリー

テクニカル分析

③ファンダメンタルズ分析

 

を使用して、さらに

 

④相場サイクル

 

を使用して人工知能で相場を予測するシステムを開発しようと思う。

 

相場サイクルは上昇相場を金融相場と業績相場に分けて、下降相場を逆金融相場、逆業績相場に分けて景気循環を分析するもので、下記のような概念図で表される。

 

f:id:sunpe0804:20191004004541p:plain

出典:岩井コスモ証券、上昇相場の継続を示唆する株式相場サイクル

 

たまに、相場サイクル論者の過去記事などを読むのだが、その主張どうりにその後の相場が動いていて驚くことが何度かあった。

 

いつか検証して見たいと思っていたので、新売買システムを開発するという良い機会なのでやってみようと思う。

どうやら下記が相場サイクルの有名な書籍らしいので読む予定。

 

相場サイクルを新売買システムに組み込めるかどうかはわからないが、いずれにしても新売買システムが完成したら、システムを販売しようと思う。

 

すでにオプション戦略「アルデバラン」は優れた投資戦略で基本的にはこの戦略を使って今後もトレードしていく。ノウハウを販売するとなると価値は数千万円以上だと思っているので、それでも欲しいと思う人が現れない限り販売はしない。

 

新売買システムも「アルデバラン」と同等のパフォーマンスを目指すが、2つ戦略を持っていても投入できる資産は限られているため、新売買システムは一般のユーザーに販売していこうと思う。

 

なお、このブログは宣伝目的ではないので、宣伝用のWebサイトは別途作成するつもり。

季節性アノマリーを過去データで検証してみたら、かなり使えそうだった。

オプション戦略にアノマリーを組み込むための検証作業を続けている。

 

sunpe.hatenablog.com

 

まずは、日経平均先物の過去データをネット上から入手して、有名なアノマリーである「マーケットの季節性」について検証した。

 

検証の結果、下記の季節性アノマリーはそれなりに信頼のおけるものであるとわかった。

 

・4月の新年度相場(4月の株高)

・セルインメイ(株は5月に売って、9月に買え)

・夏枯れ相場(夏にボラティリティ低下)

・魔の8月(8月の株安)

・ハローウィン効果(10月末からの株高)

・クリスマスラリー(12月の株高)

 

もちろんこれらには傾向があるというだけで、必ずそうなるとは限らない。

またリーマンショックや欧州債務危機、チャイナショック、ブレグジット、トランプショックなど外部要因にによって全くアノマリーとは反対に相場が動くことがあるので、季節性アノマリーだけを頼りにトレードするのは少し危険。

 

使い方としては、いまあるトレード戦略に、季節性アノマリーで重みをつけて、パフォーマンスを向上させる使い方が良い。

現在、季節性アノマリーの重みをカーブフィッティングしないように単純化して、運用中のオプション戦略「アルデバラン」に組み込み中だ。

 

それから検証後に以前紹介した下記のアノマリー投資の書籍にも目を通した。

 

アノマリー投資 ――市場のサイクルは永遠なり (ウィザードブックシリーズ)

アノマリー投資 ――市場のサイクルは永遠なり (ウィザードブックシリーズ)

 

 

よくアノマリーは「法則性があるが、なぜそうなるか説明できない現象」などと説明されているが、この本には有名どころのアノマリーに関して大変説得力のある説明がされている。

 

また、今回の管理人のアノマリーの検証結果と、書籍内のアノマリーの検証結果は概ね一致しており、事前に同じような結論に達することもできていたので、答え合わせのように読むことができた。

 

それと管理人もかなり気にかけている大統領選挙に関するアノマリーも本の中で長期間のデータで検証されており、大変興味深い内容であった。

 

大統領選挙に関しては自分で検証したことがないので今週中に検証して確認できればと思う。いずれ大統領選挙効果のアノマリーもオプション戦略「アルデバラン」に組み込みたい。

 

今年2番目くらいに良い内容の本だった。さすがパン・ローリング出版。

 

ちなみにアノマリー投資は、投資の神様ウォーレン・バフェットも使っているようで、バフェットは価値が過小に見られている銘柄を超長期保有するバリュー投資をベースとしながら、アノマリーを考慮した投資戦略を使っているとのこと。バリューアノマリーというらしい。

幸せをお金で買う

ビジネス書の要約メディア BOOK-SMART というサービスで、いろいろな本の要約を読んでいて「幸せをお金で買う5つの授業」という本が少し気になったのでメモ。

 

「幸せをお金で買う」5つの授業 (中経出版)

「幸せをお金で買う」5つの授業 (中経出版)

 

 

お金と幸せの関係はよく研究されているが、この分野の様々な研究結果を紹介している本のようだ。

 

「収入と幸福感が比例しない」、「幸せはお金では買えない」とは昔から言われていることですが、筆者は「世の中には、幸せになるお金の使い方と、幸せにならないお金の使い方がある」ことを豊富な研究結果から解き明かします。

車や家の購入、長い通勤時間などの身近な事例を通して、「幸福感を感じる5つのお金の使い方」(1)経験を買う、(2)ご褒美にする、(3)時間を買う、(4)先に支払って、後で消費する、(5)他人に投資する、のそれぞれがわかりやすく説明されています。

 

筆者がいうように「お金を貯める、殖やす」という類書は多くありますが「使う」、それも自己投資などではなく「幸福感」に寄与するような使い方を解説した類書はあまりなく、日常の生活や働き方、人生を考えるうえで非常に参考にできる内容だと思います。

 

出典:ビジネス書の要約メディア BOOK-SMART 「幸せをお金で買う5つの授業」

 

投資でいくら稼いでも使い方が下手で不幸になってしまっては本末転倒なのでこういった知識も頭に入れておくと良い。

 

(1)経験を買う、(5)他人に投資する、などは幸福のために特に重要だと個人的には思っている。

 

別の研究では、お金の写真を見ただけで、孤独な活動を好むようになり、友人との夕食よりも、料理の個人レッスンを選ぶという結果が出ている。富を得ることを考えただけで、人は他人を遠ざけるようになり、幸福を台無しにしてしまう場合があるのだ。

 

出典:ビジネス書の要約メディア BOOK-SMART 「幸せをお金で買う5つの授業」

 

上記のような研究結果ははっとさせられる。たしかに目標に向かっているときなどは人間関係が疎かになりがちだ。

 

宝くじに当選した人の多くは不幸になると言われている。大金を手にするのは難易度が高いことだが、大金を手にした後に幸福になることも同じように難易度が高いということも肝に銘じておきたい。

 

宝くじ7億円が当選すると「その日から読む本」という冊子がもらえるらしいが、運用資金が増えてきたらこういう知識も必要だ。

その冊子には「すぐに仕事を辞めないこと」という項目があるらしいので、セミリタイアを目標とするこのブログの趣旨を根本から再考させられるかもしれない。笑

オプション戦略にアノマリーを組み込む

投資の世界にはアノマリーというものがある。

 

アノマリー(Anomaly)とは、現代ポートフォリオ理論や相場に関する理論の枠組みでは説明することができないものの、経験的に観測できるマーケットの規則性のことです。 アノマリーの代表的なものとして、「小型株効果」、「低PER効果」、「配当利回り効果」、「1月効果」などがあります。

 

引用:アノマリー 初めてでもわかりやすい用語集 SMBC日興証券

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/a/J0253.html

 

非科学的に感じるかもしれないが学術的にも古くから研究されていて、最近ではアノマリー行動経済学で説明できるという見解もある。

個人的には猜疑的な気持ちもあるが、多くの人がそのアノマリーを信じていたなら、そのアノマリーは相場に影響を与えるので利用できる可能性はあるし、行動経済学の説明で納得がいくアノマリーもある。

 

たとえば、「大統領選挙の前年は株高になりやすい」というアノマリーがあるが、これは選挙のために大統領がありとあらゆる景気対策を試みるから株高になるというもので、説明としては理にかなっている。

実際に2020年にアメリカ大統領選挙があるが、最近のダウ平均株価は史上最高値を更新していたりする。

 

今実践しているオプション戦略「アルデバラン」をベースにしてこれらのアノマリーの影響を加味した修正を加えれば、パフォーマンス向上が期待できる。

オプション戦略にアノマリーを組み込むことは、おそらくプロのデリバティブトレーダーは実践している人もいると思うが、書籍などで紹介されている例などは知らないので、それなりに貴重な試みになると思う。

 

有名なアノマリーだけでも結構あるのでそれらを片っ端から検証して、有用なものがあれば組み込んでパフォーマンスを評価したい。

 

下記の日本テクニカル分析大全は、テクニカル分析の手法が詳細に網羅的に書かれている大変優れた書籍だが、p622〜626にアノマリーの項目があったのでさっそく目を通した。

 

日本テクニカル分析大全

日本テクニカル分析大全

 

 

 

検証作業を始める前にパンローリングから出版されている下記の「アノマリー投資」などにも目を通しておこうと思う。

 

アノマリー投資 ――市場のサイクルは永遠なり (ウィザードブックシリーズ)

アノマリー投資 ――市場のサイクルは永遠なり (ウィザードブックシリーズ)

 

 

アノマリーの分析結果はこのブログで公開していく予定。