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量子プログラミング QunaSys社の自習教材について

このブログはオプション取引についてのブログであるが、量子コンピュータは金融分野にも大きな変革をもたらすので言及していく。

量子コンピュータはオプション価格計算の高速化などにも繋がるようなので、いつか量子コンピュータを使用して実際にオプション価格を計算するプログラムも書いてみたい。)

 

いろいろと技術調査しているが東京にあるQunaSys(キュナシス)社のサービスが情報収集と技術習得において大変役に立ちそうだ。

 

 

技術習得に関してはQunaSysの「Quantum Native Dojo」という量子コンピュータの無料オンラインチュートリアルがある。

https://quantum-native-dojo.readthedocs.io/ja/latest/index.html

Quantum Native Dojo量子コンピュータについて勉強したいと思っている方のために作られた自習教材です。

量子コンピュータの基本的な動作原理から、基礎アルゴリズム、それらを応用してどのように化学計算や金融計算などに役立てるかを学ぶことができます。本教材は誤り訂正の有る量子コンピュータアルゴリズムの他、数年以内に実用されるであろうNISQ (Noisy Intermidiate-Scale Quantum) デバイスアルゴリズムもカバーしています。

全ての教材が Jupyter notebook で製作され、そのまま Google Colaboratory 上で実行可能になっているので、面倒な環境設定をすることなく学習を始めることが可能です。

この教材の意義:Becoming Quantum Native

量子コンピュータは、量子力学の原理に基づいて計算を行います。一方、私達がふだん目にする物理現象は主に古典力学に支配されています。ここに「量子コンピュータは難しい」と思われる原因の一端があります。

Quantum Native Dojoでは、みなさまに量子コンピュータの動作を感覚的に理解して使いこなせる Quantum Native になっていただくことを目標としています。Quantum Nativeへの道のりは簡単ではありませんが、このDojoを通して基礎からじっくりと量子力学量子コンピュータの原理・応用を学ぶことが着実な一歩となるでしょう。

このDojoを巣立ち、Quantum Nativeとなったみなさまが様々な量子アルゴリズム/アプリケーションを作るエンジニアとして活躍されることを期待しています!

 情報収集に関しては同じくQunaSysが「Q Media」を運営しており、「研究者が書く量子関連情報を正しく伝えるメディア」との説明がある。

https://www.qmedia.jp/

 

 

こういう分野では、理解があやふやな人が書いた解説を読むと余計に難解でわかりにくく感じてしまう。

現場の研究者が、これだけ丁寧なものを無償で提供してくれているのは大変ありがたい。当面はこのQunaSys社のコンテンツをベースにして量子プログラミング習得を進めていきたい。