お金への執着心を抑える
「儲けてやろう!」とか「絶対に損したくない!」という気持ちが強いと投資では負けやすいという皮肉がある。
例えば、儲けたい気持ちが強いと、利益がでたときにすぐに手仕舞いをしてしまい、利益が小さくなる。
逆に、損したくないという気持ちが強いと、損を出したときになかなかロスカットできなくて、ずるずると損失は膨らみ損失が大きくなる。
いわゆるコツコツドカンというやつで、相場から退場してしまう典型的なパターンだ。
この人間心理は行動経済学のプロスペクト理論で説明されている。
つまり「人は利益が得られる場面では確実に利益を得られることを優先して、反対に損失を被る場面では損失を最大限回避する傾向がある。」ということ。
だから投資で成功するには、お金を儲けたい欲を抑えて、お金を失う恐怖に勝つ必要があると思う。
成功している投資家をみると、みな似ていて、物欲がなくて損をだすことを躊躇わない。
この精神力を付けるにはお金への執着心を抑える必要があると思っている。
そのために物欲などを極力捨てて、贅沢の欲も抑えて、お金に頼らなくても幸福を得られるような思考・生活が必要だと思う。
究極的にはお坊さんのような生活をするのが理想だと思っている。
そうすれば投資で勝つ可能性はかなり高まると思うのでそのあたりも徹底していきたい。